【2019年度版】HUION液晶ペンタブレットシリーズはどれがおすすめか?ペンの沈み込みなど徹底解説

HUIONとは中国でペンタブレットを製造、開発、販売を行なっているペンタブレットメーカー。
amazonで販売されている海外液晶ペンタブレットの中だとXP-penと並んで有名なんじゃないでしょうか?

2019年現在販売されているHUION液晶ペンタブレット4モデルを一通り使ってみたので簡単なスペックと使用感をまとめました。
また、当方wacomユーザーなのでwacomの使用感と比較してどれが良いかを基準にまとめております。

そもそもなんでHUIONの液タブは安いのか?

ペンタブレット市場は今までwacomというメーカーが独占状態でした。
ですが近年amazonでは、価格帯が非常にリーズナブルな液晶ペンタブレットを見かけるようになりました。
wacomの13インチの液晶ペンタブレットや最近出たビギナーズモデルの16インチの液晶ペンタブレットでも7~8万円はしてしまいます。
(エクプレスキーなどオプションを買うとそれ以上になります)
海外メーカーは中国などの工場で製造しているためコストを抑えて商品を提供できているわけです。
ですが一つ勘違いして欲しくないのが、海外で作っているから安いからといって決して性能が低いわけではありません。

3年前より圧倒的に進化したHUIONの液タブ

自分が三年前に購入したモデルはGT-220でした、当時中華液晶ペンタブレットのほとんどのメーカーは「充電式」がほとんどであり馴染みがあまりありませんでした。
2016年度に買った時のHUION液晶ペンタブレットは、液晶自体は悪くなかったものの視差やペン先の遅延、ペン先の沈み込みなどペンの使用感や仕様に大きな問題がありデジタルイラストを描くには不向きな代物でした。

ですが2019年に販売されているproシリーズはペンの性能も劇的に進化しwacomの使用感に追いつきつつあります。
(wa●omの元社員の方いますしこの会社に)

性能は十分あとは「慣れ」

一通りHUIONの液タブを使っていて思ったのは、現在販売されているproシリーズやV2モデルは性能的には申し分ないと思っています。
唯一不満点やあともうちょっとと思うところは「ペンの感触」です。
スペック表をみてもらえばわかりますが、性能自体はwacomより少し下かほぼ同等です。
結局のところペンの感触に慣れずに自分には合わないと思ってしまうのが、HUIONのペンタブレットが完全に普及しない要因になっています。

最新モデルのPROシリーズのペンは、少しペン先が沈み込むことがありますが充電式のペンに比べれば格段にwacomのペンに近づいています。
厳密に言うと「ペン先の沈みが硬くなった」と言うのが正しい言い方かと思います。

あとはそのペン先が「どれくらい沈めばこの線がかける」というのを体に覚えさせることで大体のことはクリアできます。
モデルにもよりますが、HUIONの液タブはエクスプレスキーもついていますしスタンドや必要なものは全部セットでついてきますのでオプション品を追加で買わなくていいのも魅力の一つとなっています。

wacomの使用感を覚えたままHUIONの液タブを使うとペンや使用感に違和感を感じるとレビューを度々見かけますが、wacomユーザーではなかった人がHUIONを買って問題に感じないというレビューがあるのはこういう理由だと思われます。

HUION 液タブおすすめモデル

個人的にいじってみてこれがいいと思ったものをまとめました。
性能面よりペンの使用感、液晶のみやすさなどを重点に置いています。

■Kamvas Pro 13

HUION 液タブKamvas Pro13 傾き検知機能付き 筆圧8192充電不要ペン
初めてHUIONの液タブを購入するなら迷わずこちら。
ケーブルがすっきりしていて邪魔にならず液晶モニタを机の上に置いて少し回転させて書くことができるサイズの液晶ペンタブレット。
ペンもこのモデルについているものが一番安定して使いやすい。
単純な切り抜き作業やちょっとした趣味程度のお絵かきであれば十分すぎる機能がついている。傾き検知機能搭載、エクスプレスキーもついている。

<簡易スペック>
価格:43,800円
液晶サイズ:13.3inch
解像度:1920 x 1080(16:9)
色域:120% sRGB
筆圧感度:8192レベル
傾き検知:±60°
ペン:PW507

■HUION Kamvas Pro 20~24

HUION KAMVAS PRO 20 GT-192 傾き検知 液晶タブレット 19.5インチ
HUION KAMVAS PRO 21.5インチ GT-221 8192筆圧感度 液晶ペンタブレット
ある程度書き慣れていて大きい画面で描きたいという方は液晶画面が大きめのモデルを。
ものが大きいので回転させながら書く方には不向きだが、エクスプレスキーもついているのでキーボードを使う手間がいりません。
大きさについてですが、Pro 20くらいが机に置くならちょうどいいかなと思います。

<簡易スペック>
価格:59,000円~99,800円
液晶サイズ:19.53inch~23.8inch
解像度:1920 x 1080(16:9)
色域:100% sRGB
筆圧感度:8192レベル
傾き検知:±60°
ペン:PW500

■HUION Kamvas GT-191 V2

HUION 液晶ペンタブレットGT-191 19.5インチ (V2?)
すっきりとした画面でのびのび描きたい方におすすめ。
エクスプレスキーがついていないので液晶画面がすっきりしている、ボタンを使わないのであればこちら。
大きい画面でのびのび描けます。

<簡易スペック>
液晶サイズ:19.53inch
解像度:1920 x 1080(16:9)
色域:100% sRGB
筆圧感度:8192レベル
傾き検知:±60°
ペン:PW500

買うならエクスプレスキーのあるモデルがおすすめ

バケツ塗りやかちかちのアニメ塗りならあまりスポイトツールを使いませんが、厚塗りや水彩塗りなど細かい色を拾って塗る方は「Alt」「Ctrl」キーの使用が頻度が高いのでカスタマイズ可能なエクスプレスキーがついているモデルを買いましょう。
作業効率もあがります。

Kamvas GT-156HD V2を入れなかった理由

HUION 液晶タブレット Kamvas GT-156HDV2 アンチグレアガラス搭載15.6インチフルHD超薄型デザイン液晶
Kamvas GT-156HD V2は、Pro13より一回り大きい画面で液タブを回しながらかけるギリギリのサイズ感でしたが、ペンの沈み込みが改善される前のペンを使用しているため上のおすすめには入れませんでした。
(傾き検知機能もついていません)
充電式のペンもありますが、それなら最新モデルの方を買った方がいいと思ったからです。

HUION デジタルペン 使用感想一覧

■HUION 液晶ペン PW507

HUION 液晶ペンタブレット PW507 沈み込み

付属製品(互換性)
・Kamvas Pro 13
・Kamvas Pro 12
重量:14g

Pro12とpro13に付いているペンです。
充電不要のバッテリーレスペン。
ペンの沈み込みが硬くなっており改善されている。
(沈まないわけではない)
今まで使ってきたHUIONペンで一番使いやすい。
ペンは軽く持ちやすい、現在販売されいるものの中で一番使いやすい。
【デメリット】ペン先の交換自体はできますが、wacomのようにペンを分解してカスタマイズはできません。
上に記載したモデル以外では使用できません。

■HUION 液晶ペン PW500

HUION 液晶ペンタブレット PW500 沈み込み

付属製品(互換性)
・Kamvas Pro 20
・Kamvas Pro 22
・Kamvas Pro 24
・Kamvas GT-191 V2

重量:14g

PW507と見た目が少し違うだけで使用感はそんなに変わらない。
充電不要のバッテリーレスペン。
PW507同様ペンの沈み込みが硬く改善されている、使用感もほぼ一緒。
【デメリット】ペン先の交換自体はできますが、wacomのようにペンを分解してカスタマイズはできません。
上に記載したモデル以外では使用できません。

■HUION 液晶ペン PE330

HUION 液晶ペンタブレット PE330 沈み込み

付属製品(互換性)
・Kamvas GT-116
・Kamvas GT156HD
・Kamvas GT-191
・Kamvas GT-220(V2)
・Kamvas GT-221 Pro

重量:16.5g
充電:1.3時間の充電で350時間使える。

ペン自体が細く持ちやすい細めのペンが好きな人にはおすすめ。
当時PC33よりペンがしっかりしていると言われて購入したペン。
互換性のある製品であれば他のモデルでも使用でき、持っていたGT-220 (V2じゃない時)のモデルでこのペンを使用した時普通に使えた。
【デメリット】ペンの沈み込みは普通にあり、ペン先がカチャカチャいう点はPC33とそんなに変わらない。
分解、カスタマイズ不可。

■HUION 液晶ペン PC33

HUION 液晶ペンタブレット PC33 沈み込み

付属製品(互換性)
・Kamvas GT-185
・Kamvas GT-190
・Kamvas GT-220(V2)

重量:14g
充電:1.3時間の充電で350時間使える。

2016年に販売されていたモデルのほとんどについていたペン。
充電式で軽くペンの先がみやすい。
【デメリット】ペンの差し込みがゆるいのかカチャカチャ音がなって動いてしまうこととペンの沈みが一番激しかった。
分解、カスタマイズ不可。

日本の家電量販店にもHUIONが!?

HUIONなどの海外製の液晶ペンタブレットを購入するとなったときネットで検索する情報で一番上にヒットする俗に言う「アフィリエイト」のサイトはあてになりません。
スペックや情報、エラー時などの対処法の載っているサイトは信用できますが、買わせるために都合のいいことしか書いていないので参考にするならamazonのレビューを参考にする事をお勧めします。
ネット通販オンリーゆえのデメリットでネットにしか情報が載っていないためwacomのように店舗でサンプルをいじることができないのが海外液タブの悩みでした。

しかし!
最近実店舗にHUIONの液晶ペンタブレットが置かれる可能性があるという噂があり、反響次第によっては日本の家電量販店にもHUIONが置かれる可能性があります。
もしそうなったときに使用感に癖のあるHUIONの機器を触れるのは非常に嬉しい事だと思うので情報を掴み次第また記事にまとめようと思います。

結論:HUIONは買いかどうか

結論から言うと 「HUIONの使用感に慣れた人は問題なく使用できるので買い」そうでない方は「勉強代」となります。
ほぼwacomとの比較となりましたが、HUIONを購入したいと悩んでいる方の助けになれば。

自分はwacomに慣れてしまったので三年前のモデルは手放しましたが、職場の写真の切り抜きや動画編集などはHUION KAMVAS Pro13の液タブを使用し(会社から支給されたもの)、自宅のデジタルイラスト制作ではwacomの液晶ペンタブレット 13HDを使用しています。

ABOUTこの記事をかいた人

@湊

デザイナーをしつつダーツとか趣味を色々とやっています 楽をするための努力は惜しみませんが興味のないことは頑張らない。 自分の集めた情報をまとめるためにサイトを作りました。 目標は、Adobeマスターと自作映像作品の作成。格ゲープレイヤーのパートナーやってます。 現在は、動画制作とZBrush Coreを勉強中